ドメインとは

インターネットを利用する際、「ドメイン」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

しかし、「ドメインとは何か?」と聞かれると、明確に答えられない方も少なくありません。

本記事では、ドメインの基本的な役割や種類、取得のメリット・デメリット、選び方、費用などを初心者向けにわかりやすく解説します。

ドメインとは?基本を理解しよう

ドメインとは?

ドメインはインターネット上でウェブサイトを識別するための重要な要素です。

ここでは、ドメインの基本的な仕組みや種類について詳しく解説します。

ドメインとは?インターネット上の住所の役割

ドメインとは、インターネット上で特定のウェブサイトを識別するための「住所」のようなものです。

例えば、「example.com」のような文字列がドメインにあたります。

ユーザーがこのドメインを入力すると、指定されたウェブサーバーにアクセスできます。

また、ドメインは唯一のものであり、同じものは存在しません。

これは、住所と同様にインターネット上の「所在地」として機能するためです。

そのため、特定の企業やブランドが一度取得したドメイン名は、他者が利用することはできません。

こうした特性から、独自ドメインの取得はブランドの確立や信頼性向上にもつながります。

さらに、ドメインはメールアドレスにも利用され、例えば「info@example.com」のような形で統一感のあるメールアドレスを作成することが可能です。

これにより、企業や個人のオンライン上における企業やブランドの存在感をだすことができます。

無料ドメインとは?無料で使えるドメインの仕組み

無料ドメインとは、特定のサービスプロバイダーが提供する、無料で利用できるドメインです。

たとえば、「xxxx.example.com」のように、プロバイダーのドメインの一部を借りる形になります。

当社の講座で使用するエックスサーバーを契約した場合「xxxx.xsrv.jp」という無料ドメインを使うことができます。

この仕組みにより、初心者でも簡単にウェブサイトを開設できるメリットがあります。

無料ドメインの主な提供元としては、サーバー会社(例:エックスサーバー、さくらサーバー)ブログサービス(例: Amebaブログ、FC2ブログ)や無料ホームページ作成サービス(例: Wix、Jimdo、WordPress.com)があります。

これらのサービスでは、利用者が独自にドメインを取得しなくても、プラットフォーム内でサイトを公開できます。

無料で利用できる利点がありますが、独自ドメインと比べて自由度が低く、信頼性が劣ることがあります。

例えば、無料ドメインはプロバイダーの規約に依存するため、サービスが終了するとウェブサイトが消えてしまう可能性があります。

加えて、後述しますように、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも、無料ドメインよりも独自ドメインの方が評価されやすい傾向があります。

そのため、長期的にウェブサイトを運営される場合は、この後でご説明する「独自ドメイン」の取得をお勧めします。

独自ドメインとは

独自ドメインとは、自分専用のドメインです。

無料ドメインと異なり、第三者の影響を受けずに運用できます。

ドメインは単なるウェブサイトのアドレスではなく、SEOやブランド構築にも影響を与える重要な要素です。

信頼性の向上!独自ドメインで企業や個人サイトの価値を高める

独自ドメインを取得すると、ウェブサイトのURLを自由に決めることができ、ブランドの一貫性を保つことができます。

例えば、企業であれば「company-name.com」、個人ブログであれば「yourname-blog.com」といったように、目的に応じたドメインを設定できます。

当社のこのサイトは「lichtos.co.jp」というドメインを取得しています。

独自ドメインは自社のブランドを表すことができますので、企業や個人のウェブサイトの信頼性が向上します。

また、独自ドメインを使用することで、サイトの管理が容易になり、第三者の影響を受けにくくなります。

さらに、メールアドレスにも独自ドメインを利用できるため、「info@lichtos.co.jp」のような会社のブランドの印象を与えるメールアドレスを作成することが可能です。

これにより、顧客や取引先からの信頼を得やすくなる場合もあります。

加えて、独自ドメインを取得することで、ドメインの所有権が確保されるため、長期間にわたってブランドを維持できます。

SEO対策にも重要!ドメインが検索結果に与える影響

独自ドメインは、検索エンジン最適化(SEO)にも大きな影響を与えます。

長く運用するほど評価が上がる

検索エンジンは「ドメインオーソリティ(Domain Authority)」という指標を用いて、サイトの信頼性を評価していると言われています。

検索エンジンは、長く運用されているドメインを評価する傾向があるため、独自ドメインでウェブサイトを運営することで、検索結果での順位向上が期待できます。(逆に言うと、取得したばかりの新規ドメインは検索エンジンからの評価が低いため、検索エンジンで上位表示されるまで時間がかかるとも言えます。)

独自ドメインを長期間運用し、定期的に質の高いコンテンツを更新することで、検索エンジンからの評価も向上していくことが大きな財産になります。

無料ドメインの場合、サービスが終了してしまうとサイトのURLが変更され、SEO評価がリセットされてしまうリスクがありますが、独自ドメインを持っていれば、そのような問題を避けることができます。

被リンクが付くほど評価があがる

さらに、被リンク(バックリンク)もSEOにおいて重要な要素です。

他の信頼性の高いウェブサイトからリンクを受けることで、検索エンジンはそのドメインを価値のある情報源と認識し、結果として検索順位が向上します。

そのため、独自ドメインを取得し、長期間にわたって質の高いコンテンツを提供し、信頼できるサイトからのリンクを獲得することがSEOの成功につながります。

オフィシャルであることで評価があがる

また、独自ドメインを使用することで、検索エンジンがそのサイトを正式なものと認識しやすくなります。

特に、長期間使用されているドメインは、検索エンジンからの信頼度が高まり、より上位に表示される可能性が高くなります。

独自ドメインのデメリットは?

独自ドメインのデメリットとしては、取得費用や維持費がかかることと取得や更新の手続きが必要な点があげられます。

ドメイン取得と更新費用が発生する

独自ドメインを取得するには、ドメイン登録事業者を通じて購入する必要があります。

通常、年間で数百円から数千円の費用がかかります。

さらに、毎年の更新費用も発生するため、長期的にコストがかかる点を考慮する必要があります。

サーバー費用がかかる

独自ドメインを使うには、ウェブサイトを運営するためのサーバーも必要になります。

無料ブログサービスとは異なり、独自のレンタルサーバーを契約する場合は、月額または年額の利用料が発生します。

安価なものでも月額500円程度、高性能なものでは月額数千円以上かかることもあります。

ドメインの設定が必要

独自ドメインを取得しただけでは、すぐに使えるわけではありません。

DNS(ドメインネームシステム)の設定を行い、サーバーと連携させる必要があります。

初心者にとっては、DNSレコードの設定やネームサーバーの変更といった作業が難しく感じることがあるでしょう。

更新管理が必要

独自ドメインは、契約期間が切れると更新しなければなりません。

更新を忘れてしまうと、ドメインが失効し、サイトが閲覧できなくなるリスクがあります。

さらに、失効したドメインが第三者に取得されてしまうと、元のドメインが使えなくなるだけでなくブランドの信用を損なう可能性もあります。

ドメインの種類と選び方

ドメインにはさまざまな種類があり、それぞれの用途に適した選び方があります。

ここでは、ドメインの種類と最適な選び方について説明します。

トップレベルドメインとは?.comや.netの違いを解説

トップレベルドメイン(TLD)は、ドメインの最後の部分(.com、.net、.orgなど)を指します。

それぞれのTLDには異なる用途があります。

例えば、.comは企業や商業サイトに多く使われ、最も一般的なTLDの一つです。

一方、.orgは非営利団体や公共機関向けに適しており、信頼性の高いウェブサイトに利用されることが多いです。

ネットワーク関連のサービスには.netが適しており、ITや通信関連の企業によく利用されています。

また、.jpや.ukのような国別コードTLD(ccTLD)は、それぞれ日本やイギリスなど特定の国を対象としたサイトに使用されます。

これにより、その国のユーザーに特化した情報を提供しやすくなります。

最近では、新しい種類のTLDも登場しており、.shop(ショッピング向け)、.blog(ブログ向け)、.tech(テクノロジー関連)など、業界や目的に特化したドメインを選択することも可能です。

これにより、サイトの内容やターゲットを明確にし、訪問者にとってわかりやすいドメイン名を作成することができます。

例えば、.comは商業サイト向け、.netはネットワーク関連のサイト向け、.orgは非営利団体向けに使われることが多いです。また、.jpのように国別コードが含まれるもの(ccTLD)は、その国や地域を対象としたウェブサイトに適しています。

TLDの選択はSEOにも影響を与えます。

例えば、.comや.netは一般的に認知度が高く、信頼されやすい傾向があります。

一方で、.xyzや.icuのような新しいTLDは、スパムサイトに使用されることが多いため、検索エンジンやユーザーからの評価が低くなる可能性があります。

そのため、ドメインを選ぶ際には、TLDの特性をよく理解し、自分の目的に合ったものを選ぶことが重要です。

  • .com(商業用・一般向け)
  • .net(ネットワーク関連)
  • .org(非営利団体向け)
  • .jp(日本向け)

ブランド構築に役立つ!覚えやすいドメインのメリット

シンプルで覚えやすいドメインを選ぶことで、ブランドの認知度が高まります。

間違えやすいスペルや長すぎるドメインは、ユーザーが誤入力する可能性が高まり、アクセス機会の損失につながるため、できるだけシンプルで直感的なものを選ぶことが大切です。

加えて、ドメイン名にはブランドやサービスの特徴を反映させることで、ユーザーの記憶に残りやすくなります。

例えば、企業名や事業内容を示すキーワードを含めることで、検索時にも視認性が向上し、より多くのユーザーの目に留まりやすくなります。

ドメインの取得方法と費用について

ドメインを取得するには、適切な手順を踏む必要があります。

また、費用についても事前に把握しておくことが重要です。ここでは、取得方法と費用について詳しく解説します。

ドメインはどうやって取る?取得手順をわかりやすく解説

  1. ドメイン登録サービスにアクセス
  2. 希望のドメイン名を検索
  3. 取得可能なら購入手続きを進める
  4. 登録情報を入力し、決済完了後に使用可能

ドメインの費用はいくら?料金相場とおすすめサービス

ドメインの費用はTLDや登録サービスによって異なりますが、一般的に年間1,000〜3,000円程度です。

例えば、2025年3月時点での「.com」のドメインの年間料金を見てみると「お名前.com」では1,408円(税込)、「ムームードメイン」では1,728円(税込)、「XServerドメイン」では1,602円となっています。

ただし、キャンペーン価格やサーバーとセットで取得した場合の無料サービスなどもありますので、詳細は各会社のホームページをご参照下さい。

まとめ

ドメインは、ウェブサイトの信頼性やSEO、ブランド構築に大きく関わる重要な要素です。

適切なドメインを選ぶことで、ウェブサイトの価値を最大限に引き出せます。

自分の目的に合ったドメインを選び、効果的に活用しましょう。

しっかりと選定することで、ウェブサイトの成功に大きく貢献します。

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