
WordPressを使い始めた初心者の方が最初につまずくポイントの一つが「投稿ページ」と「固定ページ」の違いです。
「どっちを使えばいいの?」「間違った使い方をしてない?」と迷われている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、WordPressの投稿ページと固定ページの基本的な違いをわかりやすく解説します。
目次
「投稿ページ」と「固定ページ」の違いは何?
WordPressには「投稿ページ」と「固定ページ」という2種類のコンテンツ作成方法があります。
両者の違いを理解することで、より効果的にコンテンツを作成し、サイト運営をスムーズに行うことができます。
投稿ページはブログ記事のように、時系列でコンテンツが並び、新しい情報をどんどん追加していくのに適しています。
一方、固定ページは、サイト内の「会社概要」や「お問い合わせページ」など、常に一定の情報を掲載しておくページに最適です。
大きな違いは次の通りです。
- 投稿ページは「カテゴリー」「タグ」で分類され、アーカイブや一覧で表示されやすい。
- 固定ページは階層構造が作れ、独立したコンテンツとして機能します。
初心者が迷いやすいですが、ブログの更新記事は「投稿ページ」、会社情報やサービス紹介など恒常的な情報は「固定ページ」を使うのが基本です。
以下に、「投稿ページ」と「固定ページ」がどのようなものなのかを詳しくご説明します。
投稿ページは「情報発信の場」
投稿ページは、時系列に沿って記事を追加・更新していくためのページです。
ブログ記事やニュース、お知らせといった「新しい情報」を発信する場面でよく使われます。
【特徴1】最新の情報が一番上に表示される
WordPressの投稿は、作成日や公開日をもとに自動的に順番が決まって並びます。
基本的には、新しく投稿された記事がリストの一番上に表示され、時間がたった古い記事はその下に下がっていきます。
こうすることで、訪問者がサイトにアクセスしたときには、最新情報や新しい記事をすぐに見つけることができるようになっています。
また、記事が増えてきた場合でも、自動的に時系列で整理されるため、過去の記事も探しやすくなります。
たとえば、ニュースサイトやブログでは、新しい情報がどんどん追加されていくので、この仕組みがとても便利です。
さらに、訪問者は最新の記事を読むことで、そのサイトがどれだけ頻繁に更新されているのかもすぐにわかり、サイト全体の信頼感や情報の鮮度を感じてもらうことにもつながります。
【特徴2】カテゴリーやタグで分類が可能
投稿ページは、「カテゴリー」や「タグ」を使って記事をわかりやすく整理することができます。
カテゴリーとは
カテゴリーは、大まかなテーマごとに記事を分類する方法です。
たとえば、グルメブログの場合、「レストラン」「カフェ」「スイーツ」など、記事の内容に応じたカテゴリーを作成し、それぞれの記事をそのカテゴリーに分類します。
これによって、訪問者は自分が興味のあるテーマの記事をすぐに見つけることができるようになります。
カテゴリーは階層構造にも対応しており、「レストラン」の中に「イタリアン」や「和食」などさらに細かいカテゴリーを作ることも可能です。
タグとは
一方、タグは記事に関する具体的なキーワードを設定する方法です。
タグは記事のテーマや内容を示す目印になり、訪問者が特定の話題に関連した記事を簡単に検索できるようになります。
たとえば、「ランチ」「デザート」「テラス席」などのタグを使うことで、カテゴリーでは分けきれない細かな情報を整理することができます。
タグは自由に設定できるため、記事ごとに柔軟にキーワードを追加して情報を細分化するのに適しています。
このように、カテゴリーとタグをうまく活用することで、記事の整理がしやすくなり、訪問者にとっても目的の記事にたどり着きやすい、使いやすいサイトを作ることができます。
【特徴3】ブログやお知らせに最適なページ
投稿ページは、「動的な情報」を届けるのにとても適しています。
たとえば、個人が運営するブログでは、日々の出来事や趣味についての記事を定期的に追加することが多いため、この投稿ページが活躍します。
また、企業のウェブサイトでは、会社の最新ニュースや新商品のお知らせ、イベント情報などを迅速に掲載する場面でよく利用されます。
RSSという仕組みを使うことで、ブログをフォローしてくれている人に、最新の記事が自動で届くようにすることもできます。
定期的な更新を行うことで、サイト全体の活発さを示すことができ、訪問者の信頼を得るきっかけにもなります。
このように、投稿ページはブログやニュース欄、お知らせページなど、変化する情報を発信したい場面で非常に便利で効果的な機能です。
- 日付順に並ぶため、新しい記事が常にトップに表示される
- カテゴリーやタグで分類でき、関連コンテンツへの誘導がしやすい
- RSSフィードに自動で配信されるので、フォロワーに最新情報を届けやすい
使い方としては、日々の更新が必要なブログ記事やイベント情報、新製品紹介などが投稿ページに適しています。
固定ページは「サイトの基本情報」
固定ページは、ホームページの中で「変わらない基本的な独立した情報」を紹介するためのページです。
どのような特徴があるのかを以下にご説明します。
【特徴1】時系列で管理されない
固定ページは投稿ページと違って時系列に左右されず、カテゴリやタグも通常使いません。
投稿は記事が増えるにつれてカテゴリー分けやタグで整理しますが、固定ページは情報を分類する必要がなく、「変わらない基本的な独立した情報」(サイト構造の一部)として配置されます。
「変わらない基本的な情報」というのは、「サービス内容」「料金」「会社案内」「アクセス方法」「問い合わせページ」などがあたります。
これらは一度作成すれば頻繁に更新する必要がないため、通常、投稿日時や更新日時が表に出ることはありません。
【特徴2】「親ページ」と「子ページ」
また、固定ページは「親ページ」と「子ページ」という仕組みを使って、ページの順番やつながりをわかりやすくすることができます。
親ページとは
親ページというのは、大きなまとまりをもったページのことです。
その下に「子ページ」という小さなページをまとめることで、サイト全体の見やすさが良くなります。
親ページは、サイトを訪れた人が最初に見ることが多く、そこからいろいろな情報へと進んでいく入り口になります。
たとえば、「会社情報」という親ページがあったとします。
その下に、「会社概要」「アクセス方法」「採用情報」といった子ページを作ることがよくあります。
そうすることで、サイトを見ている人が「どこに何があるのか」がすぐに分かるようになります。
また、親ページは見た目も大事で、目立つデザインにしたり、ボタンをわかりやすく配置したりして、サイトを使う人が迷わないように工夫します。
親ページと子ページをきちんと整理して作ることで、サイトを見に来た人が知りたい情報をすぐに見つけられるようになり、使いやすさがぐんとアップします。
子ページとは
子ページは、親ページの下にあるページのことです。
親ページでざっくりと説明した内容を、もっとくわしく説明するために使われます。
子ページがあると、サイトの中の情報がきれいにまとめられて、見る人がわかりやすくなります。
たとえば、親ページが「サービス紹介」だったら、その下に「コンサルティング」「開発サポート」「運用サポート」みたいな子ページを作ることができます。
これで、見に来た人は、自分が知りたいサービスの情報をすぐに見つけやすくなります。
また、子ページは内容ごとにきちんと分けるのにも役立ちます。
さらに、子ページの下にもっと細かい「孫ページ」を作ることもできるので、たくさんの情報がある場合でも整理ができます。
「カテゴリー」と「親ページ・子ページ」の違い
カテゴリーの場合、例えば「京都の美味しいパスタのランチ10選」「大阪駅近辺でゆっくり話せるランチのお店」のように「ランチ」という話題に関連する記事を「ランチ」というカテゴリーに設定します。
「ランチ」に関する情報を見たい人は「ランチ」のカテゴリーの中にある記事を見る事で、欲しい情報を探すことができます。
「親ページ・子ページ」は、親ページ自体が1つの独立したカテゴリというイメージです。
例えば、「会社案内」という親ページに全ての情報を入れると長くなりすぎるので、「代表挨拶」という子ページを作って、会社案内の中の代表挨拶に関する情報を詳しく書きます。
この場合、「会社案内」(親ページ)の補足として「代表挨拶」(子ページ)があります。
つまり、「カテゴリー」は同じテーマの複数の記事の集まり、「親ページ・子ページ」は親ページの補足として子ページがあるというイメージになります。
【特徴3】常に見やすい場所に配置する
固定ページは、サイトのメインメニューやサイドメニュー、あるいはフッターメニューなど、さまざまな場所のナビゲーションに組み込みます。
これにより、訪問者が必要な情報に簡単にアクセスできるようになり、サイト内の動線をしっかりと設計することができます。
例えば、固定ページに「お問い合わせページ」や「会社情報ページ」を作成し、それを常に表示されるメニューに配置することで、どのページからでもすぐに必要な情報へアクセスできるようになります。
特に「お問い合わせ」は、企業にとって顧客との大切な接点となるため、目立つ場所にリンクを設置することで、問い合わせの件数が増え、ビジネスチャンスの拡大にもつながります。
また、「サービス紹介」ページへの誘導をしやすくすることで、自社の提供するサービスや商品の認知を高める効果も期待できます。
訪問者が興味を持った際にすぐ詳細情報を確認できるため、購入や申し込みといったアクションにつながりやすくなります。
このように、リンクを効果的に配置することで、ユーザビリティの向上だけでなく、コンバージョン率のアップにも直結します。
まとめ
WordPressの「投稿ページ」と「固定ページ」は、使い分けを理解することでサイト運営の効率が大幅にアップします。
投稿ページは情報発信やブログ記事に最適で、固定ページはサイトの基本情報や問い合わせページなどに活用します。
また、固定ページと投稿ページを組み合わせた効果的な運用やカスタマイズを行うことで、訪問者にとって魅力的なサイトを作り上げることができます。
初心者の方も、今回紹介した違いと活用方法をマスターして、自分だけの素敵なWordPressサイトを作りましょう!