ランディングページの基本構成とは何ですか?

ランディングページとは?

ランディングページ(LP)とは、ユーザーが検索エンジンやWeb広告などから最初に訪れる1ページ完結のWebページです。

お問い合わせ・資料請求・購入申し込みといった具体的な成果(コンバージョン)を得ることを目的に作られており、訪問者に対して特定のアクションを促すために内容が最適化されています。

一般的な企業サイト(ホームページ)が複数のページで会社情報や商品情報など幅広い情報を提供するのに対し、LPは単一の目的に絞って情報を厳選し、1ページ内で完結する構成になっている点が特徴です。

LPで成果を上げるには、デザインや文章の良し悪しだけでなくページ全体の構成が非常に重要です。

適切な構成で、ユーザーが求める情報を順序立てて配置し、スムーズに行動(コンバージョン)へ導くことがカギとなります。

そのため、LPを制作する前にはLPの目的(コンバージョン)を明確化し、ターゲットユーザーが抱える課題やニーズを深く理解した上で、「どのような情報をどの順番で掲載すればユーザーが納得して行動してくれるか」を計画する必要があります。

では、ランディングページの基本的な構成はどのようなものなのでしょうか。

ランディングページの基本構成(3つのパート)

一般的にランディングページは「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3つのパートで構成されます。

上図はその基本構成を模式化したものです。

それぞれのパートで役割が異なり、配置するコンテンツ(要素)も変わってきます。

ファーストビューにはページ全体で一番伝えたいメッセージ(キャッチコピー)やアイキャッチ画像、そしてCTAボタン(後述)などを配置し、ユーザーに「このページに自分の求める情報がある」と直感させます。

ボディでは商品やサービスの詳細情報や導入事例・お客様の声など説得力を高める内容を盛り込み、クロージングではお問い合わせフォームやFAQ(よくある質問)を配置して残る疑問を解消しつつ最終的な行動を促す役割を担います。

以下に各パートの主な要素と役割をまとめた比較表を示します。

セクション含まれる主な要素役割・ポイント
ファーストビュー(ページ冒頭)キャッチコピー(ページの主メッセージ)、メインビジュアル(アイキャッチ画像)、CTAボタン訪問直後にユーザーの関心をつかみ、「自分に関係のある情報がある」と示す部分です。
ユーザーはページの続きを読むかどうかを 約3秒で判断し、最初の画面で約70%が離脱するとされています。
そのためファーストビューでは、ユーザーがもっとも知りたい情報やメリットを一目で理解できるよう簡潔に提示します。
また、ファーストビューを見ただけで行動(購入や申し込み)を決めるユーザーもいるため、すぐ行動できるようCTAボタンも配置しておきます。
ボディ(中盤〜メインコンテンツ)導入文(リード文)、商品・サービスの詳細情報、特徴やメリットの説明、実績・証言(例:お客様の声、メディア掲載実績)ファーストビューで提示した魅力を裏付け、ユーザーになぜ有益なのかを詳しく説明する部分です。
製品やサービスを導入することで得られるベネフィット(メリット)を示し、「このLPで紹介している提案が信頼に値する」と感じてもらうための情報を提供します。
具体的には、ユーザーの課題に共感を寄せる導入文で興味を引き、続いて商品・サービスの特徴やメリットを紹介し、さらに実績データや利用者の声など信頼性を高める要素を盛り込みます。
これらによりユーザーは提供内容への理解を深め、「試してみよう」「申し込んでみよう」という気持ちが高まります。
クロージング(ページ下部)よくある質問(FAQ)、導入の流れ、保証・特典情報、CTAボタン(入力フォーム)ユーザーの最後の疑問や不安を解消し、背中を押す部分です。
商品やサービスの保証や特典などを提示し、「今すぐ行動しないと損をする」という心理的後押しを行います。
例えば「返金保証」「〇月〇日までの期間限定キャンペーン」など、今ボタンを押すべき理由を明示します。
その上で、よくある質問(FAQ)で想定される不安や疑問に先回りして回答し、ユーザーを安心させます。
ページの最後には問い合わせ・申し込みフォームなどのCTAを配置し、ユーザーが迷わず行動を完了できるようにします。

上記のように、LPはページの流れに沿ってユーザーの心理に応える要素を配置することが基本です。

ファーストビュー→ボディ→クロージングと読み進む中で「興味を引く」「理解・納得させる」「不安を解消して後押しする」というストーリーを描くイメージです。

その結果、ファーストビューからクロージングまでに合計7つの重要な要素(キャッチコピー&メイン画像、CTAボタン、導入文、商品・サービス詳細、実績や証言、FAQ(導入フロー)、入力フォーム)を盛り込むことになります。

これら7つの要素を過不足なく配置することで、ユーザーが離脱せず最後まで読み進め行動に移りやすいLPを構成できます。

CTA(Call To Action)ボタンの配置もLP構成上の重要なポイントです。

CTAとは「行動喚起」の意味で、ユーザーにクリックやフォーム送信といったアクションを促すボタンのことです。

CTAボタンはユーザーがいつでも行動を起こせるよう、LP内に複数設置するのが一般的です。

特に縦長のLPでは、ページ上部(ファーストビュー内)・ページ中盤(ボディ内)・ページ下部(クロージング内)と少なくとも3箇所にCTAを配置するケースが多く見られます。

こうすることで、ユーザーが「このタイミングで申し込みたい」と思った瞬間にすぐ行動でき、機会損失を防ぐことができます。

なお、LPのページ全体の長さ(ボリューム)に明確な決まりはありません

コンテンツ量は商品やサービス、ターゲットユーザーによって適切なボリュームが異なります。

一般的には、「ユーザーが行動を起こすために必要十分な情報をすべて盛り込む」ことが推奨されており、その結果としてページが長くなる場合もあります。

重要なのは、ユーザー視点で疑問や不安を残さず解消し、納得してもらうための情報が過不足なく揃っていることです。

逆に言えば、不必要な要素で冗長になったり、肝心の情報が不足していたりすると、ユーザーは離脱してコンバージョンにつながりにくくなります。

まとめ

ランディングページの基本構成は、「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」という3つのパートに大別され、それぞれの段階でユーザーの心理に応じた情報を提供するよう設計されています。

ファーストビューで興味を引き、ボディで十分な説明と信頼形成を行い、クロージングで疑問を解消して強力に後押しする——この流れがユーザーの行動を促進し、コンバージョン率向上につながります。

初めてLPを制作する場合でも、ここで紹介した基本構成と要素を押さえておけば、「何をどの順番で載せればよいか」が明確になるはずです。

重要なのは常にユーザー目線に立ち、「このページを見れば自分の課題が解決しそうだ」と感じてもらえる構成にすることです。

ぜひ基本構成をガイドラインとして活用しつつ、自社サービスに合わせて内容をブラッシュアップしていってください。

読者にとって分かりやすく納得感のあるLPを作成できれば、「悩みが解決した!」「この商品を使ってみたい!」と思ってもらえる効果的なランディングページになるでしょう。

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