ホームページのデータは「サーバー」に保存されています。
サーバーとはどのようなもので、リニューアルの際にどのような点を注意しなければいけないのかを分かりやすくご説明したいと思います。
目次
サーバーとは
「サーバー」とはホームページのデータを保存しておく場所です。
サーバーはデータを保存するだけではなく、保存された情報を処理してホームページに表示させます。
サーバーによって処理能力、安定性、信頼性がことなります。
ワードプレスが使用できない、又は使用できても表示速度が非常に遅くなるようなサーバーもあります。
その場合はサーバーを変更することで、表示速度が速くなる場合もあります。
ホームページの表示速度が遅い場合は検索エンジンからの評価も低くなりますので注意が必要です。
サーバーの引っ越しの注意点
今のサーバーから新しいサーバーへ変更することを、サーバーの引っ越しと言います。
今お持ちのホームページがワードプレスで制作されている場合は、サーバーの引っ越しには注意が必要です。
データベースの引っ越し
ワードプレスの構成の一つに、複数のデータを管理する「データベース」があります。
ワードプレスのホームページのサーバーを変更する場合、データベースの引っ越しも必要です。
また、サーバーに合わせて、データベースの書き換えが必要なケースがあります。
ごくまれにサーバーの仕様とデータベースによっては、別の会社のサーバーでは不具合がでることがあるので、その場合は同じ会社のサーバーを使用します。
最近では、ワードプレス簡単移行という機能を取り入れているサーバー会社(エックスサーバーやロリポップ)もあるので、それを利用することで、引っ越しが楽にできます。
ただ、セキュリティ関係の設定を外しておくなど、注意が必要です。
ネームサーバーの書き換え
ホームページには必ずドメインがあります。
当社のホームページのドメインは lichtos.com です。
このドメインには、「A社のサーバーにこのホームページの情報が保存されています」という情報が入っています。
ですからA社のサーバーからB社のサーバーへ変更する場合、ドメインに記録されているサーバー(DNSサーバー)の情報も書き換えなければいけません。
この書き換えを行わなければ、変更前のサーバーの情報を消した時点でホームページの閲覧ができなくなってしまいます。
DNSサーバーの情報の書き換えはドメインの管理画面から行います。
ただ、あまりドメインに関する知識をお持ちでない場合は専門家に依頼することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サーバーを変更する時に注意する点をご理解いただけたのではないかと思います。
サーバーの引っ越しは、新しいサーバーにデータを保存するだけというイメージがありますが、新しいサーバーに合わせてデータを書き換える必要がある部分もあります。
もし間違ってデータを消してしまったりした場合、ホームページが表示できなくなってしまう可能性もあります。
サーバーの引っ越しをご検討の方はお気軽にご相談下さい。