自社のホームページを久しぶりに見て、「あれ?うちのホームページが見られない・・・!」となると驚きますよね。

当社にも「ホームページが見られなくなった」「ホームページが消えているので何とかして欲しい」というご相談を頂くことがあります。

このページでは、ホームページが見られなくなってしまった場合の対処法をわかりやすくご説明したいと思います。

ホームページが消えた原因

ホームページが消えてしまうといっても、以下のようにいろいろな表示のされ方があります。

これ以外でも真っ白になったり、サーバー会社の表示が出たりする場合もあります。

↓ホームページが見られなくなった画面

画面事例1

画面事例2

画面事例3

ホームページが消えてしまうのには、いくつかの原因が考えられます。

  • ドメインの失効
  • サーバーの契約切れ
  • サーバーの障害
  • phpなどのプログラムのバージョン
  • ワードプレスのバージョン
  • サイバー攻撃

これらのうち「ドメインの失効」以外の理由であれば、技術的な問題がほとんどです。

ホームページのデータのバックアップをとっていればなんとかなる可能性があります。(ホームページのデータのバックアップを取っていない場合は回復できない可能性もあります)

「ドメインの失効」又は「サーバーの契約切れ」が原因でホームページが消えてしまった場合は注意が必要です。

「ドメインの失効」の場合は完全に元の状態に戻すことはできない可能性もあります。

ドメインは失効していなくても「サーバーの契約切れ」になった場合、メールが使用できなくなります。

「ドメインの失効」と「サーバーの契約切れ」でホームページが消えてしまった場合の注意点をご説明したいと思います。

「ドメインの失効」の注意点

ドメインは通常毎年契約を更新する必要があります。(複数年で契約している場合もあります)

この契約更新の期限までに手続きをしないと、そのドメインは使用できなくなります。

これを「ドメインの失効」と言います。

ドメインが失効するとホームページやメールが利用できない状態になります。

あなたは今までのメールアドレスが使えなくなってしまいます。

あなたのドメインが失効すると、誰でもあなたのドメインを取得できる状態になります。

万が一誰かがあなたのドメインを取得してしまったら、あなたのホームページのURLで別のホームページを作ったり、あなたが今まで使っていたメールアドレスを使うこともできてしまいます。

ドメインの失効はそれほど重要な問題なのです。

当社で管理させていただいているホームページはドメインの契約更新も代行させていただいています。

※ドメインに関してさらに詳しくお知りになりたい方は『知らないと怖い「ドメイン」の5つの注意点』のページをご参照下さい。

ドメインの猶予期間

それでは更新期限までに手続きをしなければ、あなたのドメインを他人がすぐに手に入れられるのかといいますと、そうとも限りません。

多くのドメイン登録管理会社(レジストラ)では「猶予期間」を設定して、その期間内であれば元所有者であるあなたがドメインを再度契約することができるようにしています。

この猶予期間はドメイン登録管理会社によってさまざまで、数週間から数ヶ月の場合もありますし、猶予期間を設定していない会社もあります。

あなたのドメインも猶予期間内であれば、すぐにドメインの再契約をしましょう。

「サーバーの契約切れ」の注意点

サーバーの契約が切れるとメールが使えなくなります。

メールが突然使えなくなった場合は、あなたのホームページが表示されているか確認しましょう。

ホームページが消えてしまっていたら、ドメインの失効かサーバーの契約切れの可能性があります。

多くのサーバー会社では、ドメインと同じようにサーバーの契約更新の猶予期間を設定しています。

あなたのサーバーも猶予期間であればすぐに更新しましょう。

もし契約が完全に切れてしまった場合でも、ホームページのデータのバックアップをとっていれば、新たにサーバーを契約して、そのデータを取った時点のホームページに戻すことができます。

ドメインが失効していなければ、新しいサーバーに契約しても、再度メールアドレスを設定することで、今までと同じメールアドレスを使用することができます。

ホームページのデータのバックアップの注意点としては、ワードプレスのような複雑なシステムで作られたホームページのバックアップの取り方は専門的な知識が必要だということです。

確実に復元できる状態でバックアップを取っておくために、できれば、管理会社に依頼するのが良いと思います。

当社で管理させていただいているホームページはサーバーの更新代行や定期的なホームページのバックアップもおこなっています。

ホームページ制作会社に全て任せている場合の注意点

ご説明しましたようにドメインが失効してしまうと大変なことになってしまいますので、ドメインの登録を管理する会社(レジストラ)はドメインの有効期限が迫っていることを顧客に通知します。

サーバーの場合も、一般的には、サーバー会社が期限切れが近くなった場合にメールやSMS、LINEなどで通知をおこないます。

ドメインやサーバーなどを含めてホームページ全般の管理をホームページ制作会社などに委託している場合は、ホームページを管理している会社にドメインやサーバーの更新期限が近付いている旨の通知が届きます。

なんらかの理由でホームページ管理会社が更新手続きをおこなわず、ドメインの失効やサーバーの契約終了となってしまうこともありますので、ご自身でも十分に気を付けるようにしましょう。

当社にご相談の多いのは、ホームページを管理されている会社が倒産してしまって連絡がとれないというケースです。(「ホームページ制作会社が倒産!?私のホームページ、どうなるの?」のページでも詳しくご説明しています)

ホームページ制作会社が倒産

ホームページが消えてしまった時の対処法(まとめ)

それではホームページが消えてしまった時の対処法をまとめたいと思います。

  • ホームページ管理会社に連絡する(管理を委託している場合)
  • ドメインの契約情報を確認する(猶予期間内であれば再契約する)
  • サーバーの契約情報を確認する(猶予期間内であれば更新する)

万が一の時に備えて

  • ホームページデータのバックアップを取っておく

まずは管理会社にご確認頂くのが一番ですが、管理会社と連絡が取れないという場合には当社にご相談下さい。

できる範囲でお調べいたします。

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